デジタルサイネージ用語

屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアを総称して 「デジタルサイネージ」と呼びます。
近年、駅や店舗、商業施設、公共施設など様々な場所で導入が進んでいます。
ビルの壁面を多てしまうような巨大なものから、商品棚につける7インチ程度のものまで大きさは様々です。

一般的にはデジタルサイネージと呼ばれますが、電子看板・電子広告・サイネージ・電子POPなどとも呼ばれることがあります。

印刷掲示物と異なり、静止画だけでなく、映像や音声などのさまざまなコンテンツを表示させることが可能で、表現の自由度が格段に向上します。

ディスプレイモニターの性能向上、機器の小型化、無線通信技術の向上、サービスの低価格化などの要因で使用される機会も場所も急激に増えています。

Contents Managemant System (コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、専門知識なしでもWEBサイトやアプリなどで利用するコンテンツ(文章や画像や動画など)を、簡単に管理・操作でキスシステムです。

ブログサイトなどを思い浮かべていただければ、わかりやすいかもしれません。
投稿者(管理者・編集者など)は、いわゆる管理ページからログインして、文章を書いたり、画像や動画をアップロードしたりして表示の設定をします。

設定されたものが、表示用の画面に反映されて、閲覧者に表示されます。

Lookr GO/RUNもCMSの仕組みを取り入れており、操作は直感的でわかりやすくなっています。

オンプレミスとは、システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態です。
従来からあるコンピュータシステムですが、クラウドという自社内にサーバを置かないシステムが登場したため、オンプレミス(オンプレ)という名称がつけられたようです。

Lookr GO / RUNは社内にサーバを置かないクラウド型のシステムですが、オンプレに対応した製品もご用意しております。

クラウドコンピューティング、または単にクラウドとは、インターネットなどのネットワーク上でサービスとして提供されている、ハードウェアやソフトウェアを用いたコンピューターの利用形態を指します。
従来、企業がIT環境を構築する際は、自社で購入したサーバーにOSやソフトウェアをインストールして利用する形態(オンプレミス)が一般的でした。

クラウドでは、インターネット上に置かれたサーバにやソフトウェアをインターネットを介したサービスとして利用するので、自社でサーバを購入したり環境構築したりする必要はありません。
また、サービスとして提供されているサーバやソフトウェアの運用は、サービス提供者側で行われます。

自社での購入・構築がないので初期費用が抑えられるほか、導入までのリードタイムも短く済みます。
また、メンテナンスなどの運用コストも削減できます。

Lookr GO / RUNはクラウド型のデジタルサイネージサービスですので、すぐに導入できコストも抑えることが可能です。

デイスプレイにコンテンツ(静止画や動画などのデータ)を映し出すソフトウェアをサイネージプレーヤーといいます。

サイネージプレーヤーは、ディスプレイと一体型の機器に搭載されているものと、ディスプレイとは別の外付けの機器に搭載されているものがあります。
この外付けの機器(コンピュータ)をSTB(セットトップボックス)といいます。STBのことをサイネージプレーヤーやプレーヤーと呼ぶ場合もあります。

Lookrは、ディスプレイにSTBを接続してコンテンツを映し出します。

ソフトウェアによって、データの再生や時間指定の表示、連続や繰り返しの表示、カレンダー表示、天気の表示などを行います。

Lookr機能

Lookrは、初心者でも簡単に運用できるクラウド型のデジタルサイネージシステムです。

Lookr GO / RUNは社内にサーバなどの難しい機材やシステムを設置する必要はなく、簡単な機材とネット環境があれば、どのようなお店や施設でもすぐに導入可能です。

Lookr Go / RUNは、専門知識がなくても運用できるように設計されております。

通常のパソコンの操作(例えば、WordやExcelが使える。ブログを書いたことがあるなど)ができる技術があれば、問題なく運用可能と考えております。

大きく分けて3つの構成要素があります。

  1. ディスプレイ
  2. サイネージプレーヤー(Lookr)
  3. コンテンツ

ディスプレイ

ディスプレイは、用途によって画面サイズ、輝度(明るさ)、縦横表示、耐久性、耐候性、防水性など多種多様です。
設置する際にスタンドや取り付け金具が必要になります。

また、天井から吊り下げたり壁面に埋め込んだりする場合には、工事が必要になります。

業務用のディスプレイは、連続稼働や耐久性に優れており、業務で使用するのに適しております。

お持ちの家庭用テレビやPC用ディスプレイもサイネージ用に使用することは可能です。

サイネージプレーヤー

ディスプレイに接続してコンテンツを表示させる機器です。
Lookrは、サイネージプレーヤーに該当します。

サイネージプレーヤーは、STB(セットトップボックス)型、ディスプレイ内蔵型(一体型)などがあります。
また、配信方式によってスタンドアローン型とネットワーク型があります。

STB(セットトップボックス)型

ディスプレイのHDMI端子に接続してコンテンツを表示させるタイプです。
ディスプレイと分離しているために、交換や更新が容易です。

LookrはSTB型のサイネージプレーヤーです。

ディスプレイ内蔵型(一体型)

ディスプレイと一体になっているため、設置が容易ですが高価になります。

スタンドアローン型

プレーヤーにコンテンツを直接インストールして表示させるタイプです。
プレーヤー内蔵のHDDやSSDに保存したり、USBメモリを差し込んだり、PCを接続したりと様々なタイプがあります。

単独で稼働するのでネットワークに接続されている必要はありませんが、コンテンツの更新が多少面倒だったり、遠隔操作ができなかったりします。

ネットワーク型

有線LANや無線LAN(Wi-Fi)などのネットワークに接続して、コンテンツの更新や表示をネットワーク経由で行えるタイプです。

Lookrはネットワーク型のSTBです。

コンテンツ自体はネットワーク経由で配信されるので、ディスプレイに接続する機器は小型・省電力の端末を使用します。
コンテンツの表示や更新は、遠隔操作で行えます。設置されている現地まで行かなくても管理できるので便利です。
また、複数のディスプレイをコントロールパネルから一元管理できるので管理がラクになります。

コンテンツ

画面に映し出すデータです。

Lookrは、静止画、動画、音声データ、テキストなどが表示できます。
また、Lookrサイネージプレーヤーにブラウザ機能が内蔵されているので、WEBサイトやWEBアプリの表示も可能です。

社内業務で使用している独自WEBアプリがあれば、サイネージの画面に表示させることが可能です。

その他

電源とネットワーク環境が必要です。

ネットワークは、既設のインターネット環境、LANや無線LAN(Wi-Fi)をご利用いただけます。

ディスプレイの設置場所や設置状況によっては、工事が必要です。

Lookr Go / RUNは1ライセンス(デジタルサイネージ1台)から契約可能です。

小規模のご利用でもご活用いただけます。

※他の製品は、最低契約ライセンス数の設定があるものがあります。

Lookr GO / RUNは決められたスケジュールによって配信内容を更新することが可能です。

例えば、

  • お店の営業時間に合わせて、朝9時から夕方6時まで表示する。
  • ランチタイムやタイムセールの時間だけ別のコンテンツを表示させる。
  • 曜日指定でコンテンツを表示させる

というようなことが可能です。

あなたの利用環境によって様々な配信設定が可能となっています。

その他

ディスプレイが屋外設置に対応しているものをお使いいただければ、設置可能です。

電源やネットワーク環境は別途必要となります。

ご要望がありましたらご相談ください。

タッチパネル対応のディスプレイとLookr GO/RUNのプラグイン(有料)を追加していただくことで実現できます。

ディスプレイはHDMI端子で接続できるものであれば使用できます。

お手持ちのディスプレイをサイネージ用に使っていただくことも可能です。

 

家庭用テレビでも使用可能ですが、業務用ディスプレイと比べて、耐久性や表示機能が不足し目的に合わない場合がございます。

予算や目的によって適切なディスプレイをご紹介させていただいております。

ディスプレイは

  • 画面サイズ
  • 輝度(明るさ)
  • コントラスト比
  • 色の再現性能
  • 耐候性(屋内用か屋外対応か)
  • 連続稼動耐久性

などのスペックによって価格が変わります。

同じサイズのディスプレイでも、性能や耐久性が高いものの方が価格が高くなる傾向があります。

ご要望に合わせて、適切なディスプレイをご紹介させていただきます。

設置する場所によって異なります。

LookrはHDMI接続できるディスプレイであれば、ほとんどの場合お使いいただけます。

店舗用では40〜50インチのデスプレイがよく使われています。

受付カウンター上に設置するのであれば、20〜30インチの小型でスタンド付きの据え置きタイプ
通路などでは50インチ以上の大型のものが使われます

適切なものをご紹介いたしますのでご相談ください。

ディスプレイを壁面や天吊りで設置される場合は、専用の取り付け金具や工事が必要な場合がございます。

新築やリノベーション・店舗改装などの際にお客様側の工事事業者にご依頼いただくのがスムーズです。
取り付け金具の図面、設置方法などの情報は提供させていただきます。

Lookr GO/RUNでは

静止画データ(JPEG、PNG)

動画データ(MP4形式)

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