誰に何を配信したいか。そのためにはどこに設置するか
まず、誰に向けて、何を配信したいのかを考える必要があります。
小売店であれば、お客様への商品紹介、ブランディング、セール情報などアピールが目的になるでしょう。
オフィス内であればオフィスサイネージとして社員やスタッフへの情報共有や周知が目的になります。
受付やエントランスであれば、来訪者へのご案内などというように誰に何を配信するかを明確にしておくと製品の選定や配信コンテンツを考えるときに迷わなくなります。
また、どこに設置するのかも一緒に検討しておくといいでしょう。
設置候補の場所が、実際には何らかの理由で設置できないとか、設置してもサイネージが見えないなど思った効果でないというようなことも考えられるので、事前に現地確認や法令・設置場所のルールなどの確認をしておくことをオススメします。
クラウド型デジタルサイネージ
デジタルサイネージは、種類によって導入コストや運用方法、維持費などが変わってきます。
面倒な設定や工事などを省きたい場合はスタンドアロン型のサイネージでも対応できますが、これから導入するのであれば、1台の導入でもクラウド型サイネージをオススメしたいです。
クラウド型のサイネージは、導入時だけネットワークの設定などの必要がありますが、日常の運用はネット上の管理画面から操作・管理できるので現地スタッフの作業を軽減できます。
また、複数のサイネージを一括管理できるので、台数が増えても管理工数はそれほど増えません。
- リモート管理で現地での作業が不要
- コンテンツ配信はネットワーク経由なので面倒な現物管理(USBメモリーなど)が不要
- 複数のサイネージを導入しても、管理画面から一括管理
- ニュースや気象情報など外部コンテンツの配信も可能
- 画面構成の変更や配信コンテンツの変更もカンタンで、複数のサイネージに同時に適用できる
- イベントや緊急時など配信コンテンツを自由に、タイムリーに変更配信可能
スタンドアロン型は、電源さえ確保できればどこでも設置でき移動なども楽にできますが、コンテンツの更新や画面設定の変更などは、現地で作業しなければならなかったり、複数の端末を一括管理することができなかったりと運用し工数がかなりかかってしまう場合があります。
サイネージを設置する場所がどうしてもネットワーク設備(有線LAN・無線LAN Wi-Fi・モバイルなど)の確保ができないというような特別な事情を除いては、クラウド型デジタルサイネージの採用が望ましいと思います。
最近は、店舗やオフィスで内部用の専用Wi-Fiを運用されている場合も多く、業務用機器もそのネットワークに接続されていることも多いので、デジタルサイネージもそのネットワークに接続していただければ、特別な工事などは必要ないと思います。(取り付け工事は必要な場合があります。)
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